記事を読んでくださりまして、ありがとうございます。
“目標達成”プロジェクトとは、私が2020〜2021年で実施したオリジナルのコミュニティプロジェクトの名前です。
2020年9月から福岡に移住をして、仕事をオンライン化することにチャレンジしました。
それまでの主に対面でのマンツーマンサポートから、zoomやメルマガを通した全国の対複数のお客さんに対象を変えました。
プロジェクトは、北海道から沖縄まで、「自分の力で稼ぎたい」と思っているお客さんの集まりに
完全オンラインで、目標達成のためのコーチングやマネジメントを実施しました。
▼お客さんの意見
新しい取り組みを通じて、私なりの気づいたことを記事にしました。
この先の記事の内容は、
複数のクライアントさんへの満足・価値提供や、社員さんのモチベーションなどの課題を抱えられている、
主に社長さんをはじめとした方へ、力になることができればと思います。
Contents
コミュニティについて
まず、こういった時代だからこそ、
「コミュニティ」というものの存在は大事だと思います。
2020年から満足に外に出られない状況や、zoomなどオンライン化による追い風もあります。
そしてこれまでもこれからも、個人が発信していくからこそ、多種多様な価値観が飛び交います。
既存の常識にとらわれず、所属する組織・場所から、信じることも十人十色になっています。
だからこそ、複数の人たちが「共通の価値観」に集まるコミュニティをもっているということが、これからもきっとより重要になってきます。
いいコミュニティの定義
コミュニティには、なにかしらの共通点や目的があり、活動がなされていると思います。
その中で、良いコミュニティとは、コミュニティ内で関わる活動の中で、
「シナジーが働いていること」 であると思います。
シナジーとは、自己啓発本の名著「7つの習慣」の第六の習慣にあたる言葉でもあるのですが、
『2つ以上のものがお互いに作用し合う相乗効果』
そういった意味合いです。
自分ひとりの世界だと気づかなかったことが、他の誰かがいることで自己を見つめることができます。
わかりやすく極端な例では、
「私よりレベルが高い人がいるから、私ももっと頑張ろう!」
と、プラスの影響になったり
「○○さんのような考えもあるのか。私はこう思いますが、どうですか?」
と、いろんな考え方を統合して、よりよい第3の案が生まれることがあります。
コミュニティにおけるシナジー、相乗効果により、
人と人の関わりが、足し算ではなく、掛け算になっていきます。
シナジーの起こし方
では、シナジー(相乗効果)を起こすにはどうすればよいのか?
そこで必要なのが「目標を立てて、達成を目指すプロジェクト化にする」ということです。
プロジェクトの要素を3つのポイントでお伝えします。
①ゴールを数値化する
目標は、数値化することにより効果を発揮します。
「今年の目標が痩せることです」
これは厳密に言うと、目標ではありません。
「5kg痩せる」とか「痩せたね!って5人に言われる」など、数値化をします。
マラソンにはゴールテープを設けることです。
②期限を設ける
プロジェクトとして、期限があることが必要です。
「7つの習慣」第二の習慣は『終わりを思い描くことからはじめる』なのですが、
人は、終わりがあるから頑張れます。
駅伝の区間新記録も、それまでの記録(期限)があるからきっと選手は頑張れます。
・いつか、フルマラソンを完走する
・3ヶ月後にフルマラソンを完走する
このふたつには、これからの行動に天地の変化が生まれます。
③ゲーム化する
ゲームといわれるものは、
「時間期限」と「ポイント制度(数値化)」が備わるとそれは、ゲームになるらしいです。
例えば、お皿洗いというものに、
「制限時間内に、何枚洗えるか?」
と時間制限、ポイント制を加えるだけで退屈そうなお皿洗いが、
なんだか楽しそう? やってやるぜ!な感じに変わりませんでしょうか。
ゲーム化するだけで人は競争心に火がつき、行動するようになります。
このように「目標をプロジェクト化」することで、
人は全力になり、ときに自分の本来の能力以上の力を発揮することができるようになります。
自分で蓋をしていた能力を、適切な目標で開花させて、
コミュニティというシナジー効果で掛け算にすることで、成果がレバレッジを発揮します。
人は、自分の目標に向かって本気で努力をすることで、自分の知らない才能を発揮することができるようにもなります。
110%の力
人は適切な目標を設定して、頑張ることで、
自分自身も知らなかった「110%の能力の発揮」を体験をすることができます。
目標達成を全力で目指すことにおける
「自分の中に110%の力があると知れること」そのものが、人生の大きくて貴重な成功体験になります。
自分が思っている以上のことができたときって、
なんだか不思議と嬉しくてエネルギーがみなぎる気持ちになりませんでしょうか。
そして、誰かの110%の才能発揮は、他の誰かにシナジー効果を起こします。
周囲に良い影響の連鎖が生まれます。
その影響連鎖が一度活性化すると、
回り始めた水車が回り続けるように
エネルギー = 人の能力、仕事がおもしろいように循環するようになります。
水車は一度回りはじめると、秩序的に回り続けます。
自分の秘めている可能性をもっともっと知りたく、活かしたくなります。
そして、自らの才能を発揮するという感動を覚えた人は、
自主的に、他の誰かが才能を発揮するためのお手伝いをしてくれます。
味わった感動は、分かち合うということが人の本来の特性なのかもしれません。
そうやって、”目標達成”プロジェクトのコミュニティは、水車のように回り続けて、影響の輪を広げていきます。
適切な目標設定のための2つのポイント
個人が才能を発揮するために、本気で努力できる適切な目標の設定には、2つのポイントがあります。
①目標が自分ごとであること
他の誰かに定められた目標、誰かの期待に応えるための目標は、本当の意味で本気になることはできません。
瞬間的はできてたとしても、きっと長続きはしないです。
個人のインセンティブ(目標達成の先に得られるもの)を組織の目標に結びつける環境づくりがリーダーの役割だと思います。
②いまの全力の1mm先にゴール設定する
その期間を本気で頑張り続けた先に「達成できるかどうか?」くらいの位置に目標の設定をすることが大事です。
頑張らなくてもできることを、予定といい
頑張ってもすぐには到底できないことを、願望といい
思いっきり伸ばした手の指先の1mm先にあるものが、適切な目標らしいです。
自分ごとの目標が「現実的に届くかどうか」の位置にあるから、
人は本当の意味で『頑張る』ができます。
私自身、もともと目標というのはどちらかというと嫌いでした。
目標・ノルマにいつも追われて気が休まらない気がして、
達成できなかったら、自己嫌悪で自信を無くすと思っていました。
そして、達成できてもまた次のしんどい目標が現れる…
ただ、それは自分の目標ではなく、誰かの目標であったことに気づきました。
目標を「自分で掲げた」実感があると、諦めるという選択肢がなくなります。
もしできなくても、自分ごとだからまた立ち上がって、前に進むエネルギーに精製できるようにもなります。
そして、全力で伸ばしたちょっとだけ先にある目標を、110%の力で掴めたときは、新しい自分になれた気がします。
楽ではないけれど、挑戦しがい、達成しがいがあります。
自分の掲げた目標を、自分で達成できたときの嬉しさは、ひとつの最も尊い体験です。
そんな自分ごとの目標を自発的に掲げれて、頑張れる人たちが集まったコミュニティがあれば、
それはきっと「良いコミュニティ」と言えるのではないかなと思います。
・個々人が「私の目標だ」と思える自分ごとの目標設定の仕方
・思いっきり伸ばした手の指先の1mm先の目標設定の仕方
・相乗効果、シナジーを生み出せるようなコミュニティの環境づくり
自社が抱えるクライアントさんや社員さんなどの
「目標の達成」に興味があれば、オリジナルのプロジェクトを考えます。
もしも、興味がありましたらお声がけくださいませ。
P.S.
自分の仕事をどうやって人にわかりやすく伝えるか?
ということが、常に自分の中での課題であって、今回その整理も込めて記事にしました。
記事の中身は、結局抽象的なものになっていますが、実際にやることはシンプルで、
・オンライングループなどを活用した参加者同士のコミュニケーション
・セミナー、ワークショップ
・メールマガジン
など、実施したことはいわゆるオンラインサロンに似たものかもしれません。
私の考え方の大切な前提は、コミュニティメンバーを動かそうとするのではなく、
参加者が自発的に行動していくきっかけをつくることを意識します。
そのために正しい目標を立てたり、周りにシナジーとしての影響を与えられるような、
“目標達成”プロジェクトが、いいコミュニティへの第一歩になれたら幸いです。
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