日常

ブスのヒーローインタビュー

批判も誤解も恐れずに言ってしまうと、
仕事における関わりのある方に、僕からみたら容姿があまり整っていない人がいた。

批判も誤解も恐れずに言ってしまうと、ブスな人だ。

 

「書類を郵送したいので、住所を教えてください」

と言うと、

「なにがあるか、どんなことがあるか分からないから、住所は教えたくない」

と言われた。

「これまでになにかがあったのですか?」

と聞くと、

「特になにかがあったわけではないが、できるだけそういうリスクは少なくしたい」

とのこと。

もちろん気持ちはわかるけれど、僕は自分の口角がピクッとしたことに気づくぐらいイラッとする。

 

あなたの今のその考えそのものが、既にリスクですよ

とね。

 

「住所はどちらにせよ必要だから、なんとか教えてもらえませんか?」

と言うこともできたのだけれど、

このままだと温厚な僕も、注文したアメリカーノを、梅雨明けによく似合う素敵なワンピースにぶちまけてしまうかもしれない。

それが一番のリスクだと感じたから……

 

と、まぁそれは冗談として、彼女のこれまでの言動や姿勢に、僕なりにもっと真剣に向き合うべきだなと思ったので、

「芸能人じゃないんだし、あなたが僕に住所を教えることでどうこうなってしまう可能性は雷に打たれるくらいの確率ですよ」

「それよりまず、じぶんの魅力の現在地を認識しないと、これから、きっと苦労しますよ」

という”令和の怪物” 佐々木投手をも凌駕するであろう直球ストレートを、135kmくらいのツーシームにして内角高めへと伝えた。

 

“ハッ!” とした表情になって、たぶんだけれど30秒くらいの、永遠にも近い沈黙。

 

僕は勇気を出して言ってみたけれど、9回裏・無死満塁・フルカウントのピッチャーくらい追い込まれていた。

彼女は自分の審判にタイムをかけて、すべての選手から、恐らく二軍のコーチまでも招集して作戦会議をしているだろう。

 

放った一球がどうなるか…… 投げた後はもう祈ることしかできない。

 

 

「そうかもしれませんね……。そんなこと言ってくれた人は高橋さんが初めてかもしれません」

と、住所を書いてくれた。

試合終了。

 

結果はきっと、お互いが勝者。

ヒーローインタビューは彼女です。そんなあなたは美しい。

 

僕は書類と共に、彼女へのプレゼントを選ぶためにこれからの午後を費やそうと思う。

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