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お金

不安の濃度

「不安と友達になりましょう」

もう忘れたけれど、いつかに読んだ自己啓発の類の本に書いてあった。

「何言ってんだ、こいつ」と思った。

 

もし、不安が擬人化したとしたら、そいつは相性が合わないやつとかいうレベルではない。

 

こちらがどんなに願っても逃げても、私をいじめてくる、嫌がらせをしてくる存在だ。

 

そんなやつとどうやって友達になるのか?意味がわからない。

 

もちろん、僕の考えとして、いや、人類全体の暗黙の理解としても、人類は不安を払拭するために、成長や発展をしてきたはずである。

 

歴史を振り返っても、狩りでその日ぐらいをしていた人類は、畑を耕すことにより、都度狩りに出かけなくても食いっぱぐれることがなくなる。

そんな不安を取り除くために、農耕型へと進化していった。

 

また、お金ができることにより、物々交換だったときよりも食料などが腐ってしまうという不安が解消された。そのお金も実物の貨幣から、ITの発展に伴いクレジットカードやキャッシュレスのスマホ決済により、現金を持ち歩く不安や管理の手間が省けるようになっていった。

 

そう、まさに人類は不安を払拭することにより、進化していき、この豊かな世の中になった。

 

 

同時に、いつの時期でも不安はつきまとっている。自分は現在20代後半であるが、たぶんこの先、成功した実業家になっても、落ちぶれて貧乏になっても、結婚して子供が生まれても、火星に移住したとしても、心に占めている不安の濃度は変わらないであろう。

 

狩りの時代は食料がとれるかの不安がある。その不安を解消したはずの農業時代はコントロールができない天候により不作になるかもしれない不安がある。

 

お金がない人はもちろん、お金持ちになったとしても不安はついて回るであろう。

 

歴史や、成長は不安を払拭してはくれない。

 

どんなステージにいる人間でも、不安の濃度は恐らく変わらないであろう。

 

空気の中の酸素のように不安は一定濃度、存在する。

 

私達は息を吸うように、不安とともに生きていくのである。

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