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【雑記】Netflix「脱出おひとり島」を真面目に考察

Netflixで今流行っている「脱出おひとり島」をご存知ですか?

海に囲まれた孤島に集まった男女5人ずつが、8日間を共同生活をするリアリティ番組。

毎日、マッチングの時間があって、両思いになったふたりが豪華なホテルにいけて一夜を過ごすという、

わかりやすくいうと、韓国版のテラスハウスとバチェラーを足して2で割ったような番組です。

またこういう系かとわかっていつつも、リアリティ番組っておもしろくて、次の話、次の話と進み気づいたら夜が明けています(笑)

テラハ、バチェラー同様、解説している人、スタジオメンバーがVTRをみながら「ワー、キャー」言っていて、それもおもしろく笑ってしまいます。

 

特におもしろポイントは、毎日行われるマッチングの時間。

お互い誰を選ぶのか? ということもありますし、

一度マッチングした人たちは、二夜連続でお互いを選ぶことが禁じられています。

別の人を選んだときの嫉妬、動揺など、人間が誰でも持っている陰的感情が見れるのがリアリティ番組の醍醐味と言えるでしょう。

 

シーズン1は(2あるのかな?)全8話で、残り2話がこれから放送されるのですが、これまでに見てきた中で僕が感じた4つの考察をマジメに雑記として書きます。

①エリートの恋愛観

今回の番組の出演者はとてもエリートな方達です。

20代と社会人としては比較的若い人たちですが、会社経営をしていたり、インフルエンサー、モデルさん、アメリカの優秀な大学に行っていたりと高学歴、高収入である方達でしょう。

容姿も肉体も、デザインされたような端麗さです。

韓国の人に限らずかもしれませんが、エリートの人たちは恋愛にも欲の部分を強く感じます。

エリートは、生まれ育ちの環境も大きいと思いますが、

エリートたる所以は、

・自分の欲に素直、望むものは愚直に手に入れる

・諦めの悪い、一貫性を貫く

・競争心が強い

そんな素質があるからこそエリートなのではないかなと思います。

周りの目を振り切って自分の望むものに一直線な姿は、清々しいカッコよさがあります。

対して、欲しいものを手に入れたい姿勢があるからこそ、恋愛が所有欲のように思えることがあります。

相手を好きという感情もあると思いますが、どちらかというと、人に盗られたくない、自分のものにしたい。そんな感覚の方が強いと感じます。

こういう番組だから、どこまでがリアルなのかはここで議論しても無駄ですが、

この番組に限らず、テラハやバチェラーが卒業しても、カップルがすぐ破局してしまうのはそういった理由かと思います。

人は、手に入れてしまうと飽きちゃいますからね。

好き < 自分のものにしたい

であって、ただエリートはそれを繰り返しているからこそ成り上がっていくのでしょう。

②人は常に相対的な世界で生きている

そんな個々人はエリート集団ですが、エリートが集まると、その世界の中で優劣ができてしまいます。

日常にもどると、きっとひとりひとりが中心のエースで4番キャラなのでしょうが、オールスターが集まるとその中でのポジションをそれぞれが築いていきます。

最初のメンバー自己紹介のときは、エリートすぎて眩しいくらいですが、長く見ていたり悩みや人間関係の葛藤は、

当たり前ですが、同じ人間であり、違う国でも人が抱く感覚、感情は同じなんだと感じます。

 

エリートを見て思うのは、肉体美や、ついている職業だけでは計れない、

強い自分をもっているか

そして、

その強い自分が崩れた状況に陥ったときに、どんな姿勢でいてどう向き合うか

人としての器は、こういったところで測れるのだと見ていて思います。

③選択肢があることは、ありがたいこと

この番組の設定に戻りますが、孤島は「地獄島」と呼ばれ、

最低限の寝る場所、水汲み場、食事テラス(食糧は準備されている)しかありません。

要は、衣食住以外の娯楽が恋愛しかありません。

 

だからこそ、メンバーはこの期間、感情の起伏が激しく揺さぶられます。

自分が好きな人が他の人に気が向いてしまわないか、気が気ではないのです。

 

この人たちは、恋愛をしにきているからこそ感情に敏感な部分はあるかもしれませんが、

冷静に考えると、太鼓の昔は、ゲームやスポーツなどの娯楽はほぼなく、死なないために衣食住を整えることが優先。

この番組ともしかしたら同じ状況で、娯楽、趣味のようなものは恋愛しかないのではないかなと思います。

人間は自然の中で協力しはないと生きていけない生き物だから、どこかでコミュニティに所属しています。

そう考えると、同じコミュニティの好意がある人が、誰か別の人に好意を抱いていることがわかったら、それは気が気ではないかもしれません。

コミュニティを簡単に移動することも難しかったとしたら、気を紛らわすのは大変でしょう。

そう考えると、今の時代、恋愛以外の趣味や娯楽が溢れていて、コミュニティの移動も簡単にできる選択肢の多い現代はとてもありがたいことなのではないかなと思いました。

④諦めなければ、手に入る

これは結構、本質的というか真理なのではないかなと思いますが、

あるシーンでひとりの男性が何度も女性に振られてしまう場面があります。

その男性は諦めずにアタックする中で、途中避けていた女性も心を開くようになります。

ただ、最後まで見ていないから、この結末がどうなるかはわからないけれど、

恋愛も例えばお金とかも、手に入らないのは結局は相手に断られたのではなく、

自分諦めてしまうからだけであって、手に入れると決めて、怯まずに進み続ければ

最後は手に入る。

極端に聞こえるかもしれませんが、これは本質であり、真理なのではないかなと思います。

 

なんか、そんな大事なことに気付かされました。

 

ただ、人の感情って不安定でやっかいですね^^;

こういう番組は見ている方はおもしろいけれど、出演している方は仕事だったとしてもしんどいだろうなー。

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