ビットコインが今月(11月)、5日間連続で暴落していますが、大丈夫なのでしょうか。
その理由を解説します。
今回の暴落は、追い風の材料であるかもしれません。
相場がなぜ上がるのか? 下がるのか? などの理解の参考になりますので、ぜひ最後までご覧ください。
今回のソースは、YouTube動画「くじらチャンネル」より抜粋です↓↓↓
本記事はあくまで予測であり、100%の確証はないことをご理解の上でご参考にしていただけましたら幸いです。
Contents
5日間で15%の下落
11月15日の高値750万円から、11月19日の安値637万円まで、
5日間で15%下落しました。
この青の矢印のように相場が下落しています。
原因は機関投資家がビットコインを爆買いしているから
この原因については、ずばり! 機関投資家がビットコインを爆買いしているからです。
機関投資家とは、
生命保険会社、損害保険会社、信託銀行、普通銀行、信用金庫、年金基金、共済組合、農協、政府系金融機関など、大量の資金を使って株式や債券で運用を行う大口投資家のことをいいます。 - SMBC日興証券コーポレートサイトより抜粋
私たちにとっては、生命保険や普通銀行、年金などは身近な存在だと思います。
この機関投資家が、11月16日から11月20日までの5日間毎日、朝10時前後に、大量のビットコインを購入しています。
出典:「BitinfoCharts」より
5日間で合計4,072BTC、日本円にして現在の相場で約270億円分を購入しています。
上記画像にもある通り、ちょうど、機関投資家が買い始めた時(11月16日)と下げが始まった時期とが一致します。
もしかしたら、
たくさん買われたってことは、相場は上がるんじゃないの?
そう思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。
私も以前は同じように疑問に感じていました。
トレードにおける前提となる知識
詳細説明の前に、前提となる知識についてお話しします。
まず、ビットフライヤーをはじめとした取引所の役割というのは、
ビットコインをつくって売る、ということではありません。
あくまで、買いたい人と売りたい人をマッチングさせる ビジネスの役割です。
トレードにおける原則として、相場の上げ下げに限らず、
売りの数と、買いの数は、常に同等の数になります。
投資の世界だけでなく、全てのものの交換において
売った数と、買った数は、いつなんどきでも同じになります。
売りの数と、買いの数は、常に同数になる
「じゃあ、なんで相場は上がったり、下がったりするの?」
その答えは、
「成行注文」というものに左右されるからです。
投資の世界には、売り買いの注文方法に「成行(なりゆき)」があります。
成行買いが多ければ、相場は上がる↗️
成行売りが多ければ、相場は下がる↘️
そんな仕組みになっています。
成行注文とは?
成行注文について説明します。成行注文には、成行買い、成行売りがあります。
成行買いとは、
「いくらでも構わないので、いますぐ買ってください」というもの、
成行売りとは、
「いくらでも構わないので、いますぐ売ってください」というものです。
ここまでは、大丈夫ですか?
成行買いが多ければ、相場は上がる↗️
成行売りが多ければ、相場は下がる↘️
成行注文とは別に、投資の世界には、「指値(さしね)」という売り買いの注文の仕方があります。
指値注文とは?
指値注文には、指値買い、指値売りがあります。
指値買いとは、
「いくらいくらなら、買ってもいいよ」というもの。
指値売りとは、
「いくらいくらなら、売ってもいいよ」というもの。
すなわち、売りたい(もしくは買いたい)金額をあらかじめ指定して、その金額になったら、売る(買う)を実施する。
そんな注文方法になんです。
指値の特徴として、指定した金額にならなかった場合は、売り・買いは成立しません。
そして、今回の下落の要因となった機関投資家たちの売り買いは、基本、この指値によるものです。
ここまでの理解は大丈夫でしょうか?
・売りの数と買いの数は、常に同じ
・成行注文:金額に関係なく、すぐに売りたい(買いたい)
・指値注文:いくらいくらの金額だったら、売りたい(買いたい)
・機関投資家は、基本的には指値注文しかしない
では、ここからがこの記事の本題になっていきます!
【本題】相場上げ・下げが起きる仕組み3つのポイント
ここからが重要で、投資のトレードにおけるポイントです。
それは、
◆成行買い⇄成行売り で取引は成立しない。
→ 指値売り・買い⇄成行買い・売り で取引は成立する。
◆指値注文は、相場には影響しない。
→ 相場に影響を及ぼすのは、成行注文のみ。
ということです。これをさらに噛み砕いてまとめると、
①相場の上げ下げに影響するのは成行注文のみ
②成行注文は指値注文があって初めて成立する
③機関投資家は基本的には指値注文しかしない
この3つの要素から、
今回のビットコイン5日間の下落が解明できます。
結論:5日間の下落の理由
それは、
機関投資家の「指値買い」に相応する同じ数の「成行売り」が成立したからです。
成行売りの成立の数に応じて、相場は下がっていきました。
「安く買って、高く買う」は、ビジネスの基本です。
機関投資家は、一発売り、一発買いはしません。
段階的に買って、段階的に売っていきます。
このように、一部の機関投資家の動きに相場が左右されてしまいやすいのですが、
ビットコインの基本思想は自立型・分散型金融を目指しています。
資本を多く持っている組織が勝つこれまでの資本主義とは
異なる新しい世界につながる通貨となっていく可能性を秘めています。
とは言え、資本をたくさん持っている機関投資家たちも、
ビットコインに将来性を感じているからこそ、今、
買い増ししているというのも現実です。
いろいろな観点から、
ビットコインそのものの未来は明るいと、私は予測しています。
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