あらためて、FIREとはなにか? おさらいです。
Financial Independence Retire Early の略で、
日本語に訳せば「経済的な独立と早期退職」といったところでしょうか。
ただ、FIREなんて宝くじや、仮想通貨で当たった億り人とかがなれるものであって、
現実的には無理だと思いながら働いている人たちが大半であると思います。
ただし、ちゃんと目標をたてて逆算して、計画をたてれば決して難しいということはありません。
アメリカでもトレンドとして、一般人(年収数百万円のサラリーマン)でもFIREの考え方は支持され目指す対象として広がっています。
日本では、勤勉に働くことが美徳とされていますが、心の中ではFIREに憧れているところもあるはずです。
決して知っておいて損はないですし、FIREを知ることでお金と向き合うこと、セルフライフプランニングにつながる部分はあると思います。
FIREを目指す 基本的なお金の流れを知る
FIRE実現に向けた流れは、マネープランニングの資産形成の基本でもあります。
私たちの家計は
「稼ぐ」→「使う」→「差額を貯める」
という流れを繰り返します。
FIREを目指していなくても、結婚資金や、住宅購入資金、子供の養育資金などのために貯蓄をしていくでしょう。
同じような流れでFIREという貯蓄があるだけです。
そして、そのためにはお金の役割を理解する必要があります。
お金の3つの役割
①稼ぐ
②貯める
③増やす
この4つです。
FIREを目指すためには、この4つとそれぞれ向き合う必要があります。
①稼ぐ
稼ぐとは、所得をできる限り増やす! ということです。
FIREを目指す最初のステップは収入をより多く稼ぐ工夫をすることです。
収入をあげるとは、自分の価値を高め、時給を高くしていくことです。
何をもって自分の1時間あたりの稼ぎが増えるかを考えてみます。
手っ取り早い方法は、会社員の方は、今の会社で働き続けて年収を増やす方法をまず考えます。
そのためには、上司に相談をしたり、資格をとって資格手当をもらったりなど、年収を上げるための意図的な取り組みが必要かもしれません。
もし、今の会社に居続けても年収が増えない、あるいは時間がかかりすぎるのなら、転職をして年収を増やす方法も考えます。
転職は年収を増やすための現実的選択です。
もしくは、副業を考えることもアプローチのひとつです。
本気でFIREを目指すと決めたなら、この稼ぐの項目と向き合わうことは必須と言えます。
②貯める
貯めるとは、支出をできる限り減らすということが必要です。
どんなに稼いでも、支出が多すぎると、いつまで経ってもお金は貯まりません。
FIREを目指す以上は、普通の生活よりもハイペースでの貯蓄を考える必要があります。
そうすると必要なのは徹底的な「節約」です。
「稼ぐ」が実際に数字として反映するのには、少し時間がかかりますが、この貯める=節約は、今この瞬間から取り組むことができます。
低コストで生活をやりくりして、将来に残す貯蓄額や投資額を極大化していくことを目指します。
決して、生活をすべて犠牲にするわけではないのですが、無駄なものは買わない、低コストでまかなえるものはそうするなど、積み重ねを考えていくことが節約のカギです。
収入の何%を貯蓄に回すのか? というのを検討するべきですが、
一方、支出を削るよりも先行して収入を高めることができれば、貯蓄額を増やしやすいという効果もあり、節約だけではなく、稼ぎと支出のバランスで考えることも大切です。
③増やす
終始の差額を蓄え、資産をできる限り増やす!ということです。
資産が増えるペースを高めたいなら、銀行預金に寝かせておくのではなく、リスクを取って資産運用をする必要があります。
もちろんギャンブルとしての投機ではなく、投資信託やETFを活用したリスクはありつつも固い投資がメインです。
個別株や、暗号資産(ビットコイン)などももちろん検討する余地はありますが、固い運用とは言えなくなってはしまいます。
この①〜③のパターンを活用して、世代別にこの年齢でFIREするならいくら必要か? をそれぞれ考えてみることが大切です。
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