レオナルド流 コーチングとは！☆★セルフインタビュー［前編］

よろしくお願いいたします。以前の記事をそのまま引用になりますが、コーチングは能力があるにも関わらず、今の自分に自信がなくてモヤモヤしてしまう悩みがある方向けです。質問や気付きを通じて、クライアントさんの自発的な行動を支援します。

そうです。そして、似た言葉でカウンセリングもあります。僕なりの定義は、「状態がマイナスの方を正常な状態に戻す」という心理療法がカウンセリングであると思います。

本当にざっくりですが、こんな図のようなイメージですね。

基本は全て対話によるキャッチボールです。特に僕自身の意見よりも、相手が自発的に気付きを得るための環境づくりに一番チカラを入れています。

まさにその応用版として、コミュニケーション力やアプローチの技法をつきつめた感じです。

もちろん、僕が知らない世界で働いている人の具体的な環境はわかりません。ただ、人間心理には限りなく共通点があると思っています。

例えば「笑顔で話すと気持ちいい」とか「緊張するとソワソワしてしまう」とか、人間として誰でも当てはまる共通の感覚はありますよね。

その気持ちよさって相手もこんな感じなんだろうなって感覚でわかるじゃないですか。人間って自分しか経験したことないのに、相手の感覚がわかるって結構凄いことだと僕は思ってます。

例えば、恋愛映画の切ないシーンは、主人公に感情移入できますし、その映画を見て泣いている第三者の気持ちも感覚でわかりますよね。勉強しなくても生きる過程で体験している感覚。

まさに共感力とか、感情という言い方でもいいと思います。そして、相手自身も気づけていない、相手のより深い感覚をこちらが理解できることこそ ＝ コミュニケーションの真の深さであり、コーチングの真髄であると僕は思います。

はい。突然ですが、人間の感覚や感情って、拗ねるんですよ。

感覚・感情は自分が感じたまま表現をしてあげないと、「もういいよ」ってそっぽを向きます。表に出さず抑え込むほど、どんどん拗ねていきます。幼い子どものように。

そうそう。実は悲しかったのに無理やり我慢したり。

僕もよくやります、やってしまうというか。ただ、それをずーーっと続けてしまうと、その感情は「もういいよ」って諦めてしまいます。

そうとも言えるかもしれません。それが続くと、自分に対する信頼が減っていきます。自分への信頼すなわち「自信」がない人の原因となります。

拗ねて、諦めて、終いには、引きこもります。引きこもりも続くと、その感覚・感情をその人は忘れてしまい、感情の素直な感じ方や表現の仕方がわからなくなります。

感情の素直な感じ方がわからないと、きっと生きづらくなるのではと思います。感情を閉じ込めて忘れたフリをしていますが、そこにはちゃんと存在しているからです。

相手の押し殺してしまう感覚・感情を深いところで共感して、表に出すための勇気に寄り添うこと。それが、深いコミュニケーションであると思います。

コミュニケーションではなくとも、映画や舞台、オリンピックや甲子園など、誰かの全力な姿を見て歓喜したり目頭が熱くなるのは、相手を通して自分の感覚・感情に触れている瞬間なのだと思います。

そうです。ただ、相手の感覚を100%理解することはできないと思います。「きっと、こんな感覚なのだろうな」と想像することが限界です。

できることは想像力をできる限り深くするための努力と思います。

それは「自己を理解すること」です！